毛のサイクル=毛周期



脱毛をする時、一番問題なのは「毛周期」です。つまり毛の生い立ちを知らなければ「なんでいつまでも生えてくるの!?」とか、「自己処理を続けたから毛がのびた?」などの疑問がいつまでもある!ってことですね。

まず。。。「毛は適当に生えてくるものではありません。」

簡単に言えば、
生き物と同じで、ちゃ~んと「毛なりの人生?」があるんですね。

ソレを「毛周期」という言い方で脱毛の際は説明しています。
では、毛周期とは?

私たち人間には体全体に毛が生えているのですが、
今実際に、あなたの目に映っている体毛は、全体の3分の1程度しか「見えていない」のです。
体毛というのは常時伸び続けているわけではありません。
毛にも一定のリズムがあり、1本ずつがそのサイクルに応じているんです。

毛は一定期間成長し、その後は成長が停止し、古くなったら抜け落ちます。
そしてまた新しい毛に生え変わります。この3つのサイクルを繰り返しています。
成長期、退行期、休止期という呼び方です。
このサイクルを毛周期と呼びます。

私たち人間の毛は、成長期、退行期、休止期という周期を繰り返しながら生え変わっているのです。これは「毛はサイクルで伸びたり抜けたりしている」と言うことなのです。

ムダ毛を処理すると、きれいさっぱり、つるつる肌に仕上がります。(ワキなどの硬い毛は中々すっきりまではいきませんが、目的としてはツルツルにすることですよね)

しかし、残念ながらその効果は長続きせず、数日後にはまたチクチクと毛が生えてきてしまいます。
様々な自己処理では毛根部分まで取り除くことができませんので、まだ毛が生きているのです。

成長期とは?

成長期では、毛根部分で細胞分裂が盛んに起こり、毎日毛が伸びていきます。
これは毛根部分が活発に細胞分裂をしていて、新しくたんぱく質を作る=毛が伸びているという事になります。この時期に毛抜きで「根元から抜いても」毛根は生きているので、残りの「人生(毛生?)」の間は、また新しい毛がでます。

退行期とは?
もう毛が育たなくなってしまう時期です。
退行期に入ると細胞分裂は停止し、毛根が収縮(つまり枯れてくる状態)していきます。
この時期は活発だった細胞が 「そろそろ終わりだよ」と毛の成長をやめて、毛自体の伸びが止まります。

自己処理=主に毛抜きで「しばらく毛が出ず、長持ち」するには
この退行期の状態の時が一番長く「その毛穴からは毛が出ません」

休止期とは
ついに活動は停止し、毛穴も「次の毛を生み出すために力を貯める」時期に入ります。
これが休止期です。退行期の次です。
休止期に入ると毛はやがて抜け落ちていき、毛穴の深さも変わります。
成長期のおよそ3分の1になります。

そしてしばらく毛根がお休みしたあと、新しい「毛乳頭」は再構築され
再び成長期に戻って毛が伸び始めます。

これが毛のサイクル=毛周期です。
人によって毛周期はかなり違いますし、部位によっても違ってきます。

全身の毛は、常にこのサイクルを繰り返しているため、今見えている毛は、成長期のものもあれば退行期に入っているものもあり、また休止期で抜けかかっているものもあります。
毛が抜けたあとの休止期の毛根はしばらく皮膚の下でお休みしているので、表面に見えている毛よりも実際の毛根の数は多いことになります。

永久脱毛がエステサロンでも、病院でも
一度で終了できないひとつには、こんなサイクルにも理由があるからなのです。

例えば
脇の毛は硬い毛は成長期が約2~3ヶ月なので、伸ばしっぱなしにしても限界は「女性の場合で4~5cm」でしょう。
髪の毛では成長期が約1~7年ほどが平均です。
そして、伸び続けるわけではなく、人によってこの成長期間の長さが違うわけですから
ずっと切らずにいても「腰まで伸ばそうと思っても伸びない」・・そんなことにもなりますね。




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